ページ番号1010019 最終更新日 令和4年11月9日
いじめは児童・生徒の心身の健全な発達に重大な影響を及ぼし、不登校や自殺などを引き起こす背景ともなる深刻な問題です。最近のいじめは、携帯電話やパソコン等の介在により、一層見えにくいものになっています。いじめはどの子どもにも、どの学校においても起こり得るものであること、また、誰もが被害者にも加害者にもなり得るものであることを十分に認識しておく必要があります。
本市としても、いじめの未然防止や早期対応に向けて、教育委員会や学校はもとより、家庭や地域、関係機関が一体となった取組を推進していく必要があります。
平成26年3月に策定した「相模原市いじめ防止基本方針」を、本市における児童生徒の実態、社会情勢の変化に対応するため、相模原市子どものいじめに関する審議会の意見等を踏まえ、改定しました。
平成26年2月28日の本会議において、議員提案による「相模原市いじめの防止等に関する条例」が可決されました。
※「相模原市いじめの防止等に関する条例」と検索してください。
市PTA連絡協議会との共催による「いじめ根絶市民集会」が平成25年2月17日に開催されました。地域・青少年団体・スポーツ団体・保護者・学校・教育委員会等の代表者約200名が参加し、子どもたちが安心して健やかに学校生活を過ごせるよう、学校・家庭・地域・行政がいじめ根絶に取り組むことが宣言されました。
平成25年11月に、当時中学2年生の男子生徒が自死した事案について、教育委員会の諮問機関である「相模原市子どものいじめに関する調査委員会」に事実関係の調査及び再発防止に向けた今後の取組について諮問を行い、平成28年3月に答申を受けました。この答申受け、二度とこのようなことが起こらないよう、再発防止を図るための対応策を作成しましたので報告します。
子どものいじめの防止等に関する施策の実施状況を報告します。
毎年5月と11月を「いじめ防止強化月間」とし、学校・家庭・地域・行政が一体となり、あいさつ運動や啓発活動に取り組むことでいじめの根絶を目指しています。
児童・生徒が学校以外にいじめに関する悩みを相談できる窓口として「いじめ相談ダイヤル」を設置しています。
いじめ、不登校、発達障害や学校生活上の課題がある児童に対して、きめ細かな支援を行うため、平成26年度から「児童支援専任教諭」を小学校に配置します。この児童支援専任教諭は、原則として学級担任を持たず、児童指導や児童支援に専任します。平成29年度から小学校全校に配置をしております。
重大ないじめ事案に関して、学校と警察が情報を共有し、協力して支援や指導を行う制度を平成24年9月1日から開始しています。これにより、学校・家庭・警察が一体となる充実した支援体制が構築されます。
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