多摩美術大学絵画学科版画専攻4年有志校外展「動き出す背景」


ページ番号1018350  最終更新日 令和2年1月27日


イベントカテゴリ: 文化・芸術展示会

開催エリア:緑区


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多摩美術大学で版画を学ぶ4年生有志6名が企画し、約1年かけてアートラボはしもとと準備を進めた展覧会「動き出す背景」を当館のモデルルームで開催します。

「作品」だとみなされるものと、そうでないものとの境界線はどこにあるのでしょうか?

版画作品の制作過程では、試し摺りや摺り損じなど制作の副産物が大量に生み出されますが、通常それらは作品とはみなされず、作品の「背景」として存在しています。しかし、両者を隔てる境界線は曖昧なもので、何を基準に作品とみなすのか?どこまでが作品と言えるのか?という問いは制作と作品の傍らに常に存在しています。
本展では、そうした疑問を鑑賞者にも投げかけます。

展示室に入ると、私たちの目には作品だけでなくその空間の床や壁も映ります。私たちは、作品とそれらを取り巻く環境、展示された作品の言わば「背景」として展示室も同時に見ているのです。
一般的な美術館やギャラリーには、作品の世界観に「背景」が干渉しないよう、壁、床、天井などが白色で統一された、ホワイト・キューブと呼ばれる展示室が備わっており、その中で展覧会が開催されます。本展と同時期に多摩美術大学で開催される「2019年度多摩美術大学美術学部卒業制作展」でも、そのような展示室への設営方法に基づいて作品が陳列されます。

この卒業制作展とは対照的に、本展ではアートラボはしもとにあるモデルルーム2部屋を展示室として使用します。モデルルームという部屋自体が持つ強い個性を利用し展示を行うことで、ホワイト・キューブでの展示では見られない、作品に干渉する「背景」と背景に干渉する「作品」のせめぎ合いや調和をご覧いただけます。

作品の「背景」に存在する制作の副産物と、「背景」として存在する展示室。
この二つの「背景」をテーマとする本展が鑑賞される皆さまにとって、展覧会の作品とその向こう側にあるものについて考えるきっかけになれば幸いです。

アーティスト

多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻4年


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関連トークイベント「拡張する展覧会の土台、またその動向について」
詳細は次のリンクページをご覧ください。


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